【注意】その便秘、便秘薬だけに頼るのは危険です!

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便秘で苦しい。そんな時に手が伸びるのが便秘薬です。

ドラッグストアに行けば手軽に購入できますし、安価で効き目があるので使い勝手が良いかもしれません。

しかし市販の便秘薬の多くは、安易に使い続けるとだんだんと効き目が悪くなっていきます。

それは後にご紹介する大腸メラノーシスが影響しているのですが、便秘薬だけに限らずず薬には必ず副作用があるということを考えておかなければなりません。

 

そこで今回は便秘薬の正しい飲み方や便秘薬を使わない便秘改善方法についてお伝えしていきます。

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便秘薬には長期間続けての服用が望ましくないものがあります

便秘薬に関してまず確認すべきなのは、その種類です。現在日本で使われる便秘薬は、塩類下剤、浸透圧性下剤、刺激性下剤、分泌性下剤、漢方薬などがあります。

便秘薬の中でも「刺激性下剤」という種類の下剤は長期間、連続しての服用は絶対に避けるべきです。

この下剤は習慣性の強い下剤で、長期間連続して服用すると便秘薬なしでは排便困難になることもあり、中には用法、用量を超えて服用している人もいます。

 

まずはこの刺激性下剤についてお伝えしていきます。

一般にドラッグストアなどで手軽に購入できる便秘薬の大半が刺激性下剤です。

なぜ刺激性下剤が市販薬に多いかと言うと安価でよく効くからです。

この便秘薬は大腸を刺激することで、大腸をギューッと収縮させ、それによって排便を促す薬です。

排便時にお腹が痛くなることもあります。

 

効き目に即効性があり、便も出やすいので良い薬と勘違いされますが、刺激性下剤を長期間継続して使用すると腸の内壁が黒くなる大腸メラノーシス(大腸黒皮症)になる恐れがあります。

大腸メラノーシス(大腸黒皮症)が悪化すると腸を動かす神経が侵され腸の動きが鈍くなります。

その結果、より多くの便秘薬を必要とする悪循環に陥ってしまうので長期使用は絶対に避けなければなりません。

便秘薬は癖になるからあまり飲まない方が良いということをご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、なぜ癖になるかということまでは知らない方も多いのではないでしょうか。

 

一方で病院で処方される便秘薬は酸化マグネシウムなどの塩類下剤などが多く、こちらは比較的習慣化しにくい便秘薬ではあります。

しかし塩類下剤だけでは排便が難しく、刺激性下剤を併用している方もいます。

刺激性下剤だけに限らず便秘薬はどうしても出ないときに一時的に使用するものです。

習慣的に便秘になっている人は普段は塩類下剤を用い、そして便秘薬はなるべく使わず運動、生活習慣、排便方法などを検討することで便秘を改善させることが本来の改善方法です。

 

病院によっては、便秘症状を訴えたら安易に便秘薬を処方されることも多いです。

便秘専門の病院ならまだしも、普通の病院では便秘改善のための生活習慣まで教えてくれるところは多くありません。

 

薬に関しては勇気をもって主治医に相談するべきですし、食事や運動などの生活習慣は自分で気を付けていかなければならないのが実情です。

便秘や便秘薬のことで病院にかかりたいときに、気を付けておくべきことについてこちらの記事でご紹介しています。

参照)便秘で病院に行くときに気を付けておくべきこと

 

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便秘薬を使う本来の目的は何だったのか考えてみましょう

便秘に便秘薬というのは一般の人にも医師にも常識のようになっていますが、患者と医師の考えには大きな隔たりがあると感じます。

病院で便秘患者を前にしたとき医師が考えることは、いかに排便回数を増やすかということにあります。

それは便秘の基準に排便の回数が含まれていることが多いためです。

医師は何とか排便回数を増やして、患者が便秘状態から脱することができるようにしてあげようと考えます。

 

一方で患者側は排便の回数よりもむしろ、おなかの張りや残便感、トイレでのいきみが必要なことにストレスを感じていることが多く、それを治してほしいと考えています。

排便回数は気になるけどしんどくないし二の次で、まずは今あるお腹の苦しさを何とかしてほしいと思っているのです。

 

この患者と医師の考え方の違いは便秘改善を目指すうえでは必ず埋めておかなければなりません。

なぜなら便が固くてなかなか出ず、お腹が苦しいというストレスを患者が感じていた場合、

まずは便を柔らかくするための対策が必要ですし、お腹の張りが気になるのであれば腸の動きを活発にさせることが必要です。

同じ便秘でも症状によって選択すべき治療は違います。

 

そして患者側は便秘薬は便秘を治すものではなく、一時的に便を出すための対処療法でしかないということを認識しておかなければなりません。

本当の意味での便秘改善のためにできることは、食生活の改善、適度な運動、排便習慣の改善などです。

 

便秘薬を使わない排便を目指して

便秘改善のためにまず取り組むべきなのは、食事の改善です。

具体的には食物繊維と乳酸菌の摂取です。

食物繊維には不溶性食物繊維と水溶性食物繊維があります。

便秘で悩んでいる場合は、水溶性食物繊維を取ることが大切です。

水溶性食物繊維を多く含む食べ物として、海藻類、果物類があります。まずはこれらを食生活の中に取り入れましょう。

 

続いて乳酸菌ですが、これは腸内環境を整え良い便を作るのに欠かせない、腸内細菌に有効です。

乳酸菌と言うとヨーグルトのイメージがあるかもしれませんが、日本人は乳糖不耐症といって乳製品に含まれる乳糖を分解する酵素を持たない人が多い民族です。

ですから無理にヨーグルトを摂らない方が良いです。

 

そのかわり日本には古来から乳酸菌を多く含む発酵食品があります。

代表的なものは納豆やみそ、しょうゆ、ぬか漬けなどです。

こういった発酵食品をうまく食生活の中に組み込むことで腸内環境を整えます。

 

次にやるべきことは運動習慣を身に付けることです。

運動をすることで腸に刺激を加えることができます。

腸に刺激を与えるためには、腸腰筋をしっかり使うことが大切です。

腸腰筋はコチラです。

便秘 便秘薬 効かない 腸腰筋

この筋肉は腸の真後ろに位置しているので、腸腰筋を使うことで腸に刺激を加えることができます。

といっても難しく考える必要はありません。

この筋肉は歩くだけでもよく働きます。

少し大股を意識して30分程度歩けば十分です。

ウォーキングは便通だけではなく、全身の健康にも良い働きをもたらすのでお勧めです。

 

そして排便習慣の改善も忘れてはいけません。

大腸は朝、起床した時に最もよく働きます

これを大腸のぜん動運動と呼びます。

このぜん動運動を起こすためには、起床後に胃に飲食物を入れることが大切です。

といっても朝食をとる習慣のない人は無理に朝食を食べる必要はありません。

起床後、コップ1杯の水を飲むだけでもぜん動運動は起こせます。

 

朝は何かとバタバタしがちですが、トイレに入る時間のゆとりを持って起床することも大切です。

時間がない状態でトイレに入っても、焦っているようでは出るものも出ません。

ですからゆとりを持って朝を過ごすことも排便習慣を作るために大切です。

 

まとめ

安易に便秘薬を使う危険性についてご紹介してきました。

便秘薬はあくまでも対処療法として一時的に使うもので、便秘を本当の意味で直すのは生活習慣の改善からです。

栄養を吸収すべき腸が便で埋め尽くされている状態では、良い栄養が吸収できず健康な体は作れません。

健康な体は腸から作られます。

便秘薬を併用しつつも健康な体になるように生活習慣から改めてみて下さい。

 

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