お尻に便がつまって手でかき出すはめになった女の話と便秘を治した全手法

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私はこのブログを運営していることもあって、便秘に関する相談を受けることが多い。

今回は、とある女性から相談を受けたエピソードを書いていこうと思う。

その女性から電話がかかってきたのは、夏の暑い日だった。

私が電話に出ると、若い女性の声で、「整体の方ですか?」と聞かれた。声からは少し緊張した様子が感じとられた。

私は「そうです。」と答え、用件を聞いた。

女性は便秘で悩んでいて、人から紹介してもらって電話をさせてもらったと話し始めた。

聞くと、25歳の女性だそうだ。

若い女性が便秘の相談をしてくるときは、たいてい電話ごしのことが多い。

やはり、会って気軽に話せる内容ではないからだろう。

この女性もその例にもれず、電話での相談だった。

 

しかし、相談の内容は深刻だった。

少し前から炭水化物を抜くダイエットを始めたそうなのだが、それから便秘がひどくなったそうだ。

もともと便秘はあったが、ここ最近は1週間以上でないこともあるとのこと。

そして、電話の前日には硬い便が出かかっていたが、どれだけいきんでも出てこず、ついに自分の手でかき出したそうだ。

若い女性が、このような話をするのは相当な抵抗があったと思う。

だが、ワラにもすがる思いで私のところに電話をしてきたのだろう。

「汚い話ですみません」と、その女性は泣きそうな声で話してくれた。

 

私は彼女になぜ便秘がひどくなったのか、考えられることを伝えた。

まず一つは炭水化物を制限したことだ。

炭水化物とは、糖と食物繊維の混ざった食べ物だ。

ご飯やパンなど、いわゆる主食として扱われるものが多い。

最近はローカーボダイエットと称して、炭水化物を抜くダイエットが流行っているようだ。

確かに糖分の摂取量を減らせばダイエット効果はありそうだ。

しかし、食物繊維の摂取量まで減ってしまうのはよくない。

食物繊維とは、人体で消化することができない成分のことをいうのだが、実はこれが腸内細菌の餌にもなっている。

腸内細菌は活発に働くことで、スムーズな便通を助ける働きがある。

だが餌となる食物繊維が減っては十分に働くことができなくなってしまう。

また、食物繊維によって腸壁が刺激を受け、ぜん動運動といって便を輸送するための腸の動きを促す働きもある。

だから、便秘がちな人は意識して食物繊維をとるべきなのだ。

それが、今回のダイエットによって、今まで以上に食物繊維の摂取量が減ってしまい、便秘が悪化したのだろう。

 

そして、もう一つは急に暑くなったので、水分量が不足している可能性がある。

水を飲みすぎるとむくむからといって、あまり水分を飲んでいなかったようだ。

暑いと、ただでさえ汗で水分が奪われてしまう。

にもかかわらず、十分な水分摂取を行っていないと、体内の水分量が減り、脱水状態となる。

人の体はよくできているので、脱水状態になってくるとなんとかして水分を得ようとし、大腸内の便からも残った水分をできるだけ吸収しようとする。

すると、水分を余計に搾り取られた便はよりカチカチになり、便秘を悪化させてしまうのである。

 

このダブルパンチで、便秘が悪化し、お尻に便がつまるようになったのだろう。

説明を終えると、彼女は納得した様子だった。

心なしか声も明るくなったように聞こえた。

 

だが、彼女の便はおそらくこの方法を試しただけでは出ないかもしれない。

すでにカチカチになっていて、手でかきださなければ出ないような便は、食生活を改めたくらいでは治らないことが多い。

だから、まずは病院に受診して摘便を受けた方がいい。

そのあとに今のような状況に再び陥らないようにするために、今回伝えた方法を試してほしいと伝え電話を切った。

 

それから2週間後、再びこの女性から電話がかかってきた。

電話口で彼女は「やっぱりまだ便秘が治りません」と言った。

電話のあときちんと病院を受診し、摘便をしてもらったようだ。

そしてその後、伝えた通り食物繊維の豊富な食材や、水分摂取をこまめに行ったそうだ。

 

それでも治らないということは、腸内環境が乱れたままになっているからではないかと考えられる。

腸内には100兆匹以上の腸内細菌が生息している。想像を絶する数だ。

この腸内細菌には、善玉菌、悪玉菌、日和見菌の3種類がいる。

名前の通り、善玉菌は腸内環境を整え、悪玉菌は腸内環境を悪くする。

そして、日和見菌は善玉菌と悪玉菌のうち強い方に味方をする。

健康な人の腸内では、

善玉菌:悪玉菌:日和見菌=2:1:7の割合で存在している。

いちばん多いのは、実は日和見菌なのだが、この日和見菌を腸内環境を整えるのに役立てようと思ったら、善玉菌を悪玉菌よりも多い状態にしていないといけない。

この女性の場合、便秘の期間が長かったため、悪玉菌の優位な状態が続いており、そのために便秘が治りきらなかったのではないかと推測した。

善玉菌を増やすには、発酵食品を食べるようにすると良い。

発酵食品といえば、ヨーグルトや納豆、キムチなどだ。

これらの食品をなるべく多めに食べるよう彼女に伝えた。

 

しかし、彼女は「どれも食べれないんです」と申し訳なさそうに話した。

聞くと、まず乳製品が体質的にダメ、納豆は大の苦手で絶対に無理とのこと。

辛いものもの苦手で、毎日食べれそうにないと話す。

その他に発酵食品といえば、、、

ぬか漬けは?と問うと、それなら大丈夫と思うとのこと。

市販されているものは、添加物などが入っており、乳酸菌を摂取するのに向いないこともあるので、自分で作るようにと伝えた。

彼女は「試してみます」と話し、電話を切った。

 

それからまた、2週間ほどして電話がかかってきた。

今度は電話口の声が明るい。

前回の電話のあと、すぐにぬか漬けを作り、食べだしてから数日で便通の調子が良くなってきたそうだ。

まだ2〜3日くらい便通の間隔が開くことはあるが、それでもお腹の不快感はかなり少なくなり、だいぶ楽だそうだ。

今後もこの食生活に気をつけるように伝え、電話を置いた。

 

今回のアドバイスの反省点

今回は、無事に便秘状態から脱却することができたが、ヨーグルトなどの発酵食品が苦手な人にはどう対応すれば良いか、反省点として残った。

そして、文献や本を見ながらどのような対応が適切か考えていたのだが、最近よい製品を見つけたので紹介しておく。

ファスコン整腸錠プラスだ。

ファスコン整腸錠プラスは、名前の通り整腸剤なのだが3種類の乳酸菌と1つの納豆菌を含んでいるという特徴がある。

この整腸薬を使うことで、善玉菌を増やすことができる。

事実として、整腸(通便を整える)、腹部膨満感、軟便、便秘などの効能、効果がうたわれている。

 

これなら、発酵食品が苦手な人でも手軽に摂ることができるのでオススメだ。

もしまた彼女から電話がかかってくることがあれば、試してみるよう伝えようと思っている。

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