子供の便秘は何を気をつける?食べ物、薬、それとも?

スポンサーリンク

「便秘」に子供が悩むということを聞いたことがありますか?

実は最近、子供でも便秘症状を訴えるケースが増えています。

子供の便秘を甘く見ているとこんな事態になりかねません。

2013年に行われた小学生の母親4309人を対象に子供5441人の排便状況の実態を聞き取った調査の結果

半数以上の52.6%で「毎日排便がない」

全体の2%近くは下剤を常用している

という驚きの実態が分かりました。

大人に比べて腸の容量が少ない子供では重度の便秘になる前に薬を使って排便することもある程度仕方のない面もありますが、薬に頼り続けると本来持っている腸の力が衰えるため常用することは避けるべきです。

 

今回は子供が便秘になった時に何に気を付けるべきか?子供とどのように関わるべきかをお伝えしていきます。

 

スポンサーリンク



子供の便秘は重症化する前に対策を

便がたまる直腸は伸び縮みすることで便をためることができます。

しかし子供の腸は大人の物に比べ短く細いです、つまり容量が小さいのです。

そこに便秘が続くと便がたまることで腸が伸びていってしまいます。いったん伸びてしまった腸は便が出ていってもしばらくは伸びたままです。

伸びたままの腸はセンサーとしての働きを失ってしまい直腸に便がたまってもそれが分からなくなってしまうのです。

こうして子供の便秘は慢性化してしまいやすいのです。

ですから子供の便秘は重症化する前に対策をとっていく必要があるのです。

 

子供の便秘の原因は?子供もストレスを感じています。

小学生の時に学校で大便に行ったときに友達にからかわれた経験はありますか?

からかわれて恥ずかしい思いをした時や、排便時に痛みを感じた時など子供は大人以上にストレスを感じていて排便を我慢してしまうようになります。

 

ストレスを感じるとヒトは自律神経のうち交感神経が優位になります。

交感神経は腸の働きを悪くするため、神経的にも便秘になりやすくなってしまいます。

また、ストレスを感じるのはトイレの時だけとは限りません。

友達との人間関係やお母さんお父さんとの関係、あるいは両親同士の関係も影響してきます。

 

すべての子供が「お母さんとお父さんが仲良しであってほしい」と思っています。

子供は大人が思う以上に敏感に周りの空気を察知してストレスを感じていたります。

夫婦仲が悪いままでいると思わぬ形で子供を苦しめることになるかもしれません。

 

ストレスが過剰になると子供は便秘になりやすいです。

 

子供が便秘になったらどうすればいい?重症化させない対策とは

上記した通り、子供が便秘になった時はまずは重症化させない、つまり直腸が伸びきった状態にさせないことが大切です。

便秘が重症化して長引くと直腸も伸びきってしまい、なかなか元に戻らなくなります。

 

ですので、数日便秘が続くようであれば医療機関を受診して下剤や浣腸など適切な処置を受けた方が良いです。

医療機関の処置でいったん便秘が解消しても、便は次々直腸に溜まっていきますので油断は禁物です。

 

しっかりとした排便習慣を身に付けられるように子供と「うんちをする」ことについて一度話をする時間を持つべきです。

そこで「うんちは誰もがするもので、お母さんやお父さんもする。しっかり出すのは良いこと」という話をしてあげるべきです。

こういったことを話して、まずは家族の中で「うんち」の話ができるようになると子供のうんちへの意識も変わっていきます。

気軽にうんちの話ができる家族関係になれば排便間隔が空いているかどうかも子供に確認しやすくなります。

1日、2日程度の感覚で排便があるうちはそこまで心配する必要はありませんが5日以上、便秘が続いているようであれば医療機関に相談して処置をしてもらった方が良いです。

 

また便通の状況はストレス等の精神面以外にも水分摂取や日々の食べ物にも大きく影響を受けます。

水分の必要量は 体重×0.04の値です。体重が30㎏であれば 30×0.04=1.2ℓは最低でも必要です。

季節によっては汗をかく分もこれにプラスして考えなければなりません。

水分摂取についてはこちらも参考にしてください。便秘を改善する水分摂取。こんな方法があります。

食べ物で便秘改善のために必要なものは発酵食品食物繊維です。

この発酵食品と食物繊維が両方同時に摂れる料理として私がお勧めしているのは「みそ汁」です。

みそは発酵食品ですし、具のわかめは便秘改善に特に必要な水溶性の食物繊維を多量に含む食材です。

水分の摂取をしっかり行い、みそ汁で必要な成分を摂取することで一時的でない便秘改善につなげることができます。

 

 

まとめ

「子供の便秘は何を気をつける?食べ物、薬、それとも?」と題してお伝えしてきました。

子供の便秘は大人よりも悪化しやすいので注意が必要です。

子供の時から下剤に頼った生活を続けていると腸の排便力が低下してしまい大人になっても便秘体質になってしまう可能性が高くなります。

「食育」の重要姿勢が訴えられて久しいですが、いくらよいものを食べてもそれを吸収する腸の状態がよくなくては意味がありません。

人間の健康は「食べて、出して、寝る」ことが基本です。

子供の時からこの基本を身に付けられるよう、しっかりとした排便習慣を身に付けられるよう周囲の大人がサポートしてあげましょう。

 

参考文献

「全国小学生の排便実態と食物繊維摂取に関する調査」2013年3月

スポンサーリンク

関連コンテンツ