お腹にガスがたまるのはなぜ?原因と解消法について解説!

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「ガスがたまってお腹が苦しい…」

「お腹が張っていて食欲がわかない…」

とお悩みの方は多いのではないでしょうか。

私は、理学療法士の坂井正宙と申します。

理学療法士というと、リハビリの指導をすることが仕事です。

 

リハビリをしていると、男女問わず多くの方に接します。

そのときに私は必ず、お腹の具合について質問をするようにしています。

それは、お腹の状態が全身の状態を映し出す鏡だからです。

もちろん、お腹のこと以外も聞いていくのですが、まずはお腹の状態を聞いて全身の健康状態の参考にするのです。

お腹についてお話をうかがうと、ガスによるお腹の張りに悩んでいる人がけっこう多いのです。

 

お腹の張りでツライのは、お腹に常に不快感があることです。

お腹が張っていると、体を動かすのもしんどいですし、食欲もわきません。

人によっては、ひどくなると腹痛を起こすことすらあります。

 

そこで今回は、なぜガスは発生し、なぜたまってしまうのか、そしてどのような解消法があるのかについて解説していきます。

なお、お腹の張りが出るのは、腹水や内臓の炎症、腫瘍などの病気や、妊娠によって圧迫を受けている可能性もあります。

そのような疑いがある場合は、まずは病院を受診するようにしましょう。

本記事では、ガスによるお腹の張りについて解説していきます。

 
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お腹にガスがたまるのはなぜか

そもそもガスはなぜできるのかご存知でしょうか。

ガスの65〜70%は口から飲み込んだ空気によってできています。

空気を飲み込むのは、食事のときや、ツバを飲み込むときに一緒に入ってくるのです。

 

残りの30〜35%は食べ物を消化する間にできたり、大腸にいる腸内細菌の活動によって発生します。

1日に発生するおならの量は500ml〜2000mlで、かなり個人差があります。

ガスがたまりやすい方は、そもそもガスが発生する量が多いこともあります。

 

お腹にガスがたまるのは、ガスの発生する量が多いか、出ていく量が少ないか、あるいはその両方かです。

ですから、ガスをたまりにくくするには、

  1. ガスの発生する量を減らす
  2. ガスが出やすいようにする

この2つのことができればよいのです。

 

ガスの大部分が、飲み込んだ空気からできているということは、上述のとおりです。

ですから、ガスの発生量を減らすためには、まずは飲み込む空気を少なくすることが重要です。

 

では、飲み込む空気を少なくするにはどのようにすればよいのでしょうか。

 

それは、食事のときによく噛んでから飲み込むことです。

よく噛まずに食べ物を飲み込んでいると、食べ物と食べ物の間に空気が入ったままになります。

すると、飲み込む空気が多くなるのです。

1口1口で飲み込む量はわずかでも、それを繰り返しているうちに多くの量を飲み込むことになります。

 

目安としては1口あたり、30回は噛むようにしましょう。

しっかり噛むことで食べ物と食べ物の隙間が少なくなり、同時に空気の入るスペースも少なくなります。

 

また、飲み物を飲むときも勢いよく飲むと、空気を飲み込みやすいです。

落ち着いて、1口ずつ飲むようにしましょう。

 

お腹のガスを抜く方法

それでも、ある程度は空気を飲み込んでしまいます。

続いては、お腹にたまったガスを抜く方法を解説していきます。

 

空気がたまっているところから空気を抜くときに、皆さんならどうされるでしょうか。

「押し出す」

のではないでしょうか。

 

ガスがお腹にたまっているときも同じです。

お腹にたまった空気は物理的に押し出してやるのです。

その方法は2つあります。

  1. お腹を圧迫するポーズをとる
  2. 腸もみをおこなう

それぞれ解説していきます。

 

お腹を圧迫するポーズとは

お腹からガスを出すためには、押し出してやることが大切ということは上述の通りです。

では、どのように押し出してやればよいのでしょうか。

 

これは文字で説明するよりも、実際に見た方がわかりやすいです。

下画像をご参照ください。

ガスたまる 原因 解消法

 

この格好はお腹にお肉が付いている方はツライと思います笑。

それだけお腹が圧迫されるということです。

 

圧迫されることによって空気は逃げ場を求めて移動し、うまくいけば「おなら」として出すことができます。

 

ガスを押し出す腸もみとは

もう一つ、腸もみを行うことも効果的です。

腸もみとは、腸を体表から手でもみほぐすことです。

お腹のマッサージと思ってもらってもよいでしょう。

 

腸には小腸と大腸があります。

まずは小腸の位置を図で確認してみましょう。

ガスたまる 小腸

 

図のように小腸はお腹の中心にあります。

おへそのあたりに両手を重ねて置き、軽く圧迫を加えてひらがなの「の」の字を書くように時計回りに押さえます。

ガスたまる 小腸もみ

 

このとき、痛みが出るようでは押さえ方が強すぎます。

心地よい程度の刺激で行うようにしましょう。

 

続いて、大腸の位置を図で確認しましょう。

ガスたまる 大腸

 

大腸は小腸を囲むようにあります。

下図のような手の形を作り、指先で大腸を押さえていきます。

ガスたまる 手の形

 

下図の①〜⑤の順に一箇所ずつ押さえていきます。

ガスたまる 大腸もみのポイント

 

①から順に空気を押しだしてやるイメージで押さえていきましょう。

 

なお、お腹には多くの内臓があります。

むやみに圧迫を加えるとよくありません。

持病をお持ちの方は主治医に相談の上、実施するようにしてください。

それ以外の方も専門家の指導のもと行ってください。

 

まとめ

お腹にガスがたまる原因と解消法について解説してきました。

お腹にガスがたまって張っていると、なぜかとても気になってしまいます。

実は「腸脳相関」といって、腸と脳は相互に影響しあっていると言われています。

それは腸が脳と同様に重要な臓器だからです。

なぜそれほど腸が重要なのかというと、人は栄養を吸収できないと生きていけないからです。

栄養を吸収できる唯一の器官である腸は、脳と同じくらい重要な臓器なのです。

お腹が張って苦しいと感じている方は、今回の記事を参考にしてガスを抜いて、腸をいたわってあげてください。

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