白湯と便秘の関係。正しい白湯の飲み方で便秘改善

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「白湯」でデトックスを行う健康法がありますが、これは本当に効果的なのでしょうか?

実は白湯の飲み方を間違えるとかえって不健康になるのです。

人の体は成人で約60%が水で構成されています。ですから、どのような水を摂るかが健康に対して非常に重要なのです。

 

当院に来院される患者さんの中にも「白湯って体にいいんですよね」と話される方がいらっしゃいます。

確かに白湯のような温かいものをとることで体を温めることは腸の健康に良いことで、便秘改善も見込めます。

しかし白湯のとり方を間違えると、かえって体に悪影響を与えることになりかねません

 

今回は腸の状態を良くして便秘改善につながる白湯の正しいとり方、間違ったとり方についてお伝えしていきます。

 
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水道水を沸騰させると発がん性物質が増加

水道水には消毒のために塩素が添加されているのはご存知だと思います。

この塩素が体内に入ってくると活性酸素が発生してしまいます。

塩素を飛ばすために「沸騰」すればいいんじゃないのと思われる方もいらっしゃるかもしれません。

 

実は水道水を沸騰させるともっと悪い水になります。

沸騰させると確かに塩素は飛んでいくのですが、「トリハロメタン」の量は増加してしまうのです。

 

トリハロメタンは発がん性物質で、摂取すると毒素を排泄する器官である肝臓や腎臓に負担がかかります。

また中枢神経にも負担がかかり、アトピーやぜんそくなどアレルギー反応も引き起こします。

また多量に摂取すると集中力低下やイライラなど精神症状も現れます。流産の危険性が高まるという説もあります。

 

発がん性物質であるトリハロメタンは塩素と有機物が化合して作られます。

水道水が白湯になる過程で、沸騰させていくと塩素と有機物の化合がどんどん進み、トリハロメタンの量が増えていってしまうのです。

トリハロメタンの含油量が最も多くなるのは、沸騰直後で沸騰前の2~3倍に増えるとされています。

このトリハロメタンは沸騰をさせ続ければ完全に取り除くこともできますが、そのためには15分から30分間は沸騰させ続ける必要があるのです。

水を飲むために毎回15分以上も沸騰させるというのはあまり現実的ではありません。

 

ミネラルウォーターで白湯を作るとどうなる?

では、塩素の含まれていないミネラルウォーターで白湯を作るのはどうでしょうか。

実はミネラルウォーターを沸騰させて白湯を作るとミネラルウォーターに含まれている溶存酸素や水の活性が失われてしまうのです。

ミネラルウォーターはその名前の通り、ミネラルを含んだ水です。

 

ミネラルは健康な身体に欠かせない成分です。

せっかく水からミネラルを得ることができるのに、白湯にしてしまうとその機会をふいにしてしまうことになります。

ミネラルウォーターは手を加えず生のままで飲むことが望ましいです。

 

ここまでお話しすると「純水」はどうなの?という疑問を持たれる方もいらっしゃるかもしれません。

純水とは不純物をすべて取り除いた水のことです。

最近はスーパーなどで純水を無料で提供しているところも見かけます。

 

純水は白湯にしても、そのままでも、単体で飲むことは避けるべきです。

なぜかというと不純物を含まない水は溶解度が非常に高く、それだけで飲むと体の中のビタミンやミネラル、酵素など重要な栄養素を溶かし込み、身体から奪い取ってしまうからです。

純水を使うのは料理に混ぜたりして使うのが正しい使い方です。

 

60℃程度の白湯で便秘を改善

ここまで白湯のデメリットをお伝えしてきましたが、白湯のメリットもあります。

一番大きな白湯のメリットは飲むことで身体が温まるということです。

 

体温が高いと体の機能は高まります。

腸も同様に温もると機能が高まります。特に白湯を飲むと食道、胃を経て腸に流れてくるので、腸をダイレクトに温めることができるのです。

 

腸は筋肉で構成されていますので、温もるとその血流がよくなり腸の状態が整いやすくなります。

すると便を動かすぜん動運動も起こりやすくなりますので、便秘も解消しやすくなります。

ですから、温かい白湯を取ることは便秘解消にも効果的なのです。

 

問題はどのように白湯を作るかです。

上記したように水道水やミネラルウォーターを沸騰させることは、さまざまなデメリットがあります。

そこで60℃の白湯を作ることがその解決法になります。

 

水道水は塩素など体や腸に有害になるものが含まれていますので、有害物を除去できる浄水器をつけるか、あるいはミネラルウォーターを使って60℃の白湯を作るのです。

沸騰はさせないことで、水に含まれる栄養素はそのままに、温かい白湯を摂れるのがこの60℃なのです。

ちなみに60℃というのは水を火にかけて、下の写真の様に気泡が出始めるくらいですので参考にしてみて下さい。

白湯 便秘解消 気泡

 

まとめ

便秘解消に役立つ正しい白湯の飲み方についてお伝えしてきました。

白湯は便秘に効果的ですが、飲み方を間違えるとかえって体に害になってしまう可能性もあります。

寒い時期には白湯で体を温めると便秘だけでなく、全身の健康にも良い働きをしてくれますので、60℃程度の白湯で健康な身体作りをして下さい。

 

参考書籍

腸をダメにする習慣、鍛える習慣

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