[過敏性腸症候群の治し方]下痢で毎日あぶら汗,腹痛の恐怖と闘った僕の全記録

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僕は、とある職場に勤めるサラリーマンだ。

年齢は31歳。妻と、1歳になる娘がいる。

大学を卒業後、順調にキャリアを重ね、日々忙しく働いている。

もうすぐマイホームも建てる予定だ。

周囲の人からは何の問題もない幸福な人生を送っていると思われているのだろう。

だが、問題が1つある。

それは「お腹の具合」だ。

日によって程度は違うのだが、朝食をとってから身支度をし、通勤のために車に乗ってしばらくすると、お腹に「嫌な感じ」が出現する。

嫌な感じは次第に鈍い痛みになり、やがてキリキリとした刺すような痛みに変わる。

痛みは波のように押し寄せる。

強く痛んだり、少しおさまったりを繰り返す。

強く痛むときには、「もうダメだ。コンビニのトイレに入ろう。」と思うが、またしばらくすると痛みが治まり「職場まで持つかも」と考える。

その数分後には、コンビニに寄らなかったことを後悔するほどの強い痛みにまた襲われる。

だが、漏らすわけにはいかない。

大人になって、自分の車のなかで漏らすなんて考えただけでも、泣きたくなる。

そんなときに限って、信号にかかってしまいなかなか職場までつかないものだ。

イライラと焦り、痛いのを我慢しているので、額にはあぶら汗がにじみだす。

実際、通勤途中にトイレに駆け込むこともある。

だから、通勤経路にあるコンビニ、公衆トイレの位置は完璧に頭にインプットされている。

いつも、ここに行こうかあっちに行こうかと考えているので、覚えようとしたわけではないが、自然と覚えてしまった。

だが、コンビニのトイレは極力使いたくない。

コンビニのトイレは汚いからだ。

特に男性の場合は、小便のとき立ってする人が多く、便器周りも汚れていることが多い。

それにコンビニに駆け込んだはいいが、使用中のこともある。

通勤途中にあるコンビニのトイレは1つしかないところがほとんどだ。

2つあっても、男性用と女性用で分かれているから、結局使えるのは1つだけだ。

その1つだけのトイレに先客がいると、これはもう「絶望」しかない。

いや、絶望という言葉でも足りないくらいだ。

だからなるべく、職場まで粘るようにしている。

職場にはトイレが多くあるし、場所的にも目立ちにくいところにあるので、トイレに駆け込んでも目立たない。

おそらく職場の人たちは、僕が毎朝お腹の痛みと闘っていることは知らないだろう。

便を出せばスッキリすることが多いが、時によっては出し切らない感覚があり、そういう日はいつまでも不快感が残り、たびたびトイレに立つようになる。

そんなお腹の痛みとは裏腹に、仕事はテキパキとこなし、なるべく爽やかに振舞っている。

お腹が弱くて下痢ばかりしているなんてことは、職場の人たちには知られたくない。

 
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仕事が増えたこと、人間関係がストレスに

僕がこんな状態になってしまったのは、おそらくストレスが原因なのではないかと思っている。

僕が勤めている業界では、新卒から数年で職場を変わる人が多い。

みなキャリアップであったり、勉強のために職場を変わるのだ。

僕もその例にもれず、最初の職場は3年ほどで退職し、新しい職場に移った。

ただ僕の場合、新しい職場に移ったのは結婚が大きな理由になっていた。

結婚を機に地元に戻り、新しい職場に移ったのだ。

職場を移ったといっても、同じ業界内なのでそれほど業務内容に差があるわけではない。

しかし、慣れない部分は確実にあり、そう言ったことで少しずつストレスが蓄積していった。

また、就職して少して慣れてくると、周りの人間関係についても見えてくるようになる。

新しい職場の人間関係は、決して良いものとは言えず、ハッキリ言ってしまえば派閥意識が強い人がおり、新しく入った僕は板挟みのような状況になっていた。

僕自身も、わりと意志が強い方で、自分がやると言ったことには突き進んでいくタイプなので、変に迎合するというのは苦手だった。

そうこうしているうちに、ある上司から目を付けられたらしく、チクチクと嫌味を言われることが増えていた。

そういった日々のストレスが少しずつ重なっていた。

 

僕は、リラックスしたい時にコーヒーを飲むようにしていた。

ストレスが溜まっていることを自覚しだしてからは、自然とコーヒーを飲む回数が増え、1日に5杯以上飲む日もあった。

自分でも少し飲みすぎだなという自覚はあったが、それでも心を落ち着けるためには、飲むしかなかった。

 
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ある日、動悸が起こる

この時すでに、お腹の調子が悪くなっており、下痢を繰り返すようになっていた。

だが、それでも仕事を休むわけにはいかず、トイレにたびたび立ちながら仕事を続けていた。

そんなある日、事件は起きた。

その日は、パソコンの打ち込みの仕事をしていたのだが、急に胸が苦しくなった。

胸がつまるような感覚になり、目の前がサーっとカーテンが降りるように暗くなっていった。

直後に胸がドキッ、ドキドキドキ、ドキッドキッというように不規則に打ち出した。

少しパニックになっていたが、倒れて頭を打ち付けないように、とっさに机に突っ伏した。

この症状は10秒ほどで治まった。

良いのか悪いのか周りに人がいなかったから、誰にも気づかれなかった。

本能的にこれはまずいことが起きているかもしれないと思い、その日は早退させてもらい病院を受診した。

とりあえず、かかりつけの内科を受診した。

心電図、レントゲン、血液検査を行ってもらったが、すべて異常なしだった。

ホッとした部分もあったが、「じゃあこの症状の原因はなんだ?」と正直思った。

でも、思い当たるフシもある。

職場のストレスだ。

僕自身、コミュニケーションをとるのが下手というほどではないが、あまり上手な方ではない。

一度悪くなった人間関係を修復することができるほどの力は持っていなかった。

「ストレスの原因を断つには転職しかないか」という思いが頭をよぎる。

しかし、この職場は待遇が良かったこともあって、やすやすと退職するのも気が引けた。

 

翌朝、病院で異常なしと診断されたのに、明らかに僕の体は異常だった。

朝の腹痛は日に日に強くなっているように感じる。

下痢が続いたかと思えば、便秘になることもあり、自分の腸は変な病気に冒されているのではないかと不安になった。

そこで、この症状について自分で調べることにした。

 

過敏性腸症候群という病気にたどり着く

いま出ている症状をインターネットで検索すると、過敏性腸症候群という病気にたどり着いた。

過敏性腸症候群は、腹痛と便通異常が主な症状で、腹痛とともに下痢になることもあれば、便秘になることもある。

そして、ストレスが原因の1つと考えられているということも、僕に当てはまっていた。

消化器系の専門の病院に行くことも考えたが、治療に抗うつ薬を使うこともあると聞いて怖くなった。

そこで、自分で本やインターネットで情報を収集し、できるだけ自分で解決法を探ってみようと思った。

その上で、「もしダメだったら病院に行けばいい」と割り切って、いろいろ試してみることにした。

 

ストレス解消には十分な睡眠が効果的

僕にとって効果的だったのは、十分に睡眠をとることだった。

夜更かしはやめて、よる10時を目標にベッドに入るようにした。

もちろん10時を過ぎる日もあったが、どんなに遅くても11時までには寝るようにし、平均して8時間は睡眠時間を確保できるように心がけた。

この効果は絶大だった。

しっかり寝ると、ストレスに感じていた人間関係もうまく流せるようになった。

まるで人としての器が大きなったように感じた。

今まではそれだけ体を休めることができておらず、睡眠不足から少しずつストレスが溜まって、イライラがつのる原因になっていたのだろう。

しっかり寝るようになってから、朝の下痢も少し症状が軽くなったような感じがした。

 

刺激物の摂取を控える

これを言うと少し驚かれるかもしれないが、刺激物の摂取だけでなくて朝食じたいを欠食するようにした。

過敏性腸症候群の治療には欠食が有効という情報を見つけて試してみたのが最初だが、これは確かに効果があった。

思えば、朝食を食べた後にいつもお腹の具合が悪くなっていた。

朝食を欠食することで、腸が刺激をされないので、朝に下痢が起こりにくいのだろう。

この朝食の欠食とともに、刺激物も避けた。

僕は体質的に乳製品がダメだ。

もともと牛乳を飲むと、お腹がゴロゴロなって下すことがあった。

だから乳製品は徹底的に避けた。

そして、リラックスのためと思って飲んでいたコーヒーもやめた。

コーヒーも胃腸を刺激しやすいとの情報を見つけたからだ。

このように食生活を変えることで、症状はかなり治まった。

しかし、仕事で強くストレスがかかったときなどは、お腹の調子が悪くなることが、まだあった。

 

最終的には転職した

結局、ストレスの元を絶ってしまうことが一番だと考えた。

待遇の良い職場だったので、かなり迷ったがこの辛い人間関係の中で定年まで働くことが想像できなかったのと、健康であえいればまたやり直すこともできると考え、転職を決断した。

新しい職場に就職するときは、職場見学にも行き、可能な限り仕事で関わる人と話をしておいた。

どうしても合いそうにないという人がいないことを確認して、面接を受け雇ってもらった。

実際に就職してからは、以前のように人間関係に悩むことはなくなり、気持ちよく仕事ができている。

前の職場での反省点を生かしたところも良いように作用しているのだろう。

新しい職場に慣れた頃にはお腹の痛みや下痢も綺麗になくなっていた。

今でも、刺激物をとったりすると痛むことはあるのだが、日常から気をつけていれば前のようにひどくなることはなく、爽やかな朝を迎えられるようになっている。

 

まとめ

今回は僕自身の体験談をもとに、読む人が理解しやすいように、少し話を作りながら過敏性腸症候群を克服した方法をお伝えしてきました。

僕の場合は、食べ物から受ける刺激と仕事上でのストレスが主な原因になっていました。

ストレスの原因を取り除くには、転職という大きな決断が必要でしたが、健康第一という考えが自分の中にあったので決断することができました。

自分の人生にとって大切なものは何なのか、一度自分と向き合ってみるのがいいでしょう。

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