肺の場所を図でチェック!機能、働きも解説!

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肺は両胸にあり呼吸に関わる臓器です。

老廃物である二酸化炭素を排出し、酸素を体に取り込むのが主な役割です。

ですが肺そのものは息を吐いたり、吸い込んだりすることができません。

肺の周りの横隔膜や肋間筋などが働くことで、肺が膨らんだりしぼんだりして空気が出入りしているのです。

 

今回は解剖図を用いて肺の場所がどこにあって、どのような働きがあるのか解説をしていきます。

 
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まずは肺の場所を解剖図で確認!

まずは解剖図で肺の場所を確認していきましょう。

正面から見ると肺はこのように位置します。ピンク色のところが肺です。

内臓 位置 肺 場所 図

後ろから見るとこのように位置します。

肺場所痛み 解剖図 位置 

続いて骨格を取り除いて肺だけを見てみます。

肺場所 位置 解剖図 場所 機能 働き

心臓は両胸にある肺の中央に位置しています。

心臓 位置 図 解説 肺場所 食道

心臓の位置に関してはコチラの記事で詳しく説明しています。

参照)心臓の位置を図で解説!

 

右肺に比べて、左肺の方が小さいです。

左右に肺の大きさの違いは、心臓の位置と関係します。

心臓は胸の中心にありますが、心尖(心臓の先端)が左に傾いているため、左肺のスペースはやや小さくなります。

その結果、左肺は右肺よりも容量が小さくなっています。

 
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肺の構造 右肺は3つ、左肺は2つに分けられる

実は肺は1つの塊になっているのではなく、右肺は3つ、左肺は2つの部屋に分かれています。

お伝えした通り、左肺は右肺よりも容量が小さいため部屋の数も少ないです。

 

右肺の3つの部屋は上葉(じょうよう)、中葉(ちゅうよう)、下葉(かよう)と名前が付けられて分かれています。

 

画像に向かって左側にあるのが右肺です。

正面から見て上に位置するのが上葉、下に位置するのが中葉、下葉は背中側に合って見えにくいです。

肺場所 位置 解剖図 場所 機能 働き

右肺を内側面(心臓のすぐ隣)からも見ていきましょう。

右肺場所 位置 解剖図 内側からの図

下葉は背中側にいくほどに大きくなっているのがお分かりいただけると思います。

 

右肺を外側面から見るとこのような感じです。

右肺場所 位置 解剖図 外側からの図

 

続いて左肺ですが、左肺は上葉と下葉の2つに分けられます。

肺場所 位置 解剖図 場所 機能 働き

右肺に比べると容量が小さいです。

心臓が収まるようにえぐれているのです。

左肺を内側面(心臓のすぐ隣)から見て見ましょう。

左肺場所 位置 解剖図 内側からの図

外側面から見てみましょう。

左肺場所 位置 解剖図 外側からの図

両肺を下から見るとこのようになっています。

肺の底面はドーム状になっておりここに横隔膜がついています。

内臓 位置 場所 肺 図

肺から空気が出入りできるのは横隔膜と肋間筋のおかげ

続いて肺の構造についてです。

肺は風船のような1つの袋でできているのではなく、肺胞(はいほう)と呼ばれる小さな袋の塊によって構成されています。

肺胞1つの大きさは0.2ミリほどで、それが肺の中に合計で5~7億個存在しています。

このように小さな袋をたくさん集めた方が、より空気と接触できるので、酸素と二酸化炭素のガス交換効率が良くなるのです。

 

ところで、肺はそれ自体では空気を出し入れする機能はありません。

どうやって呼吸をしているかと言うと、横隔膜肋間筋という肋骨の間にある筋肉を主に使うのに加え、補助的に首回りの筋肉や腹筋を使っているのです。

横隔膜は肺の下を覆っており、文字通り膜のような筋肉です。

横隔膜の位置を確認しておきましょう。

肺場所 痛み 位置 図 横隔膜

 

息を吸うことを吸気(きゅうき)と言います。

吸気の時は横隔膜が下がり、外肋間筋が収縮して胸郭が大きくなります。

それにより肺に空気が入ってきます。

ちなみに安静時の呼吸でなく、息切れをしている時や、息を吸いにくい病気などになっている時は、吸気の時に首回りの筋肉も働き、胸郭を広げる補助をします。

 

反対に息を吐くことを呼気(こき)と言います。

呼気の時は横隔膜が上がり、内肋間筋が収縮して胸郭が小さくなります。

それにより空気が吐き出されます。

呼気を思いっきり行うと、腹筋が補助的に働きます。腹筋は肋骨についており収縮することで、胸郭を小さくする作用があります。

 

このように肺は自分で運動することはなく、周りの筋肉が働くことで呼吸ができているのです。

 

空気が入りやすいのも、肺炎を起こしやすいのも右肺

左右の肺で空気の入りやすさが違います。

細菌や異物を誤嚥(間違って飲み込むこと)しやすいのも左右の肺で違いがあります。

これらはいずれも右肺で起こりやすいです。

 

なぜ右肺で起こりやすいかと言うと、右肺の気管支の角度ががまっすぐに近く、左肺よりもより太いからです。

左右の気管支の差を画像で確認してみましょう。

肺場所痛み 気管支 位置図

左右でなぜ気管支の角度が違うかというと、心臓の位置が関係しています。

左気管支は、心臓をよけなければならないので、気管支の角度がきつく細くなっているのです。

 

まとめ

肺の場所や働きを図を使ってご紹介してきました。

肺について詳しくお分かりいただけたのではないでしょうか。

ご存知の通り酸素は体にとって欠かせないものですが、それを取り込めるのは呼吸が正常に行われているからこそです。

肺の隅々まで空気をいきわたらせるためには、通常の呼吸に加えてたまには深呼吸もした方が良いです。

時には空気の良い自然の中で深呼吸をして、体に酸素を取り込んであげることをお勧めします。

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1件のコメント

  • 人の身体の作り、機能、気持ちが遠くなる程、素晴らしいです。