扁桃腺の場所を図でチェック!腸と扁桃腺の意外な共通点

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扁桃腺(へんとうせん)というと、扁桃腺が腫れるとか、腫れると熱が出るなどのイメージがある方が多いのではないでしょうか。

実は扁桃腺とは総称で、実際にはいくつかの扁桃腺があります。

一般的に扁桃腺と呼ばれているものは、喉(のど)の奥に左右一対で存在する口蓋扁桃(こうがいへんとう)のことです。

 

扁桃腺は、免疫機能を担う器官です。

免疫機能とは、体をウイルスや細菌などの病原菌から守る働きのことを言います。

扁桃腺の免疫機能が最も活発に働くのは、幼少期(6〜7歳くらい)までで大人になるとその機能は低下していきます。

当ブログをよくご覧いただいている方はお分かりだと思いますが、大人では免疫機能の中心は「腸」にあります。

腸の免疫機能のことをは腸管免疫(ちょうかんめんえき)とも呼びます。

このように扁桃腺と腸は免疫機能を担うという点で共通点があります。

 

そんな扁桃腺ですが、その詳しい場所をご存じない方も多いのではないでしょうか。

 

 

扁桃腺炎を起こしている人は、喉の奥が腫れることが多いです。

今回は扁桃腺の場所を図を用いて、分かりやすく解説していきます。

実は、いくつかの扁桃腺は鏡を見て自分でチェックすることができます。

喉がイガイガして扁桃腺炎かなと思った時にも、その場所を知っていると自分で見てみることができるので、扁桃腺の場所を知っておいて損はありません。

 
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扁桃腺の位置を図でチェック!

冒頭でお伝えしたように扁桃腺という言葉は、いくつかの扁桃腺の総称です。

扁桃腺には、咽頭扁桃(いんとうへんとう)、口蓋扁桃(こうがいへんとう)、舌扁桃(ぜつへんとう)、耳管扁桃(じかんへんとう)などがあります。

なお、正式には扁桃腺ではなく扁桃といいますが、一般的には扁桃腺という言葉が定着していますので、本記事では扁桃腺と呼びます。

 

まずは一般的に扁桃腺と呼ばれる、口蓋扁桃が体表から見た時にどのあたりに位置するのかを見てみましょう。

扁桃腺場所図

こちらの画像は、骨格をスケルトンにして口蓋扁桃が見えるようにしたものです。

歯の奥の方にピンク色をした豆状のものが見えるでしょうか。

これが口蓋扁桃です。

 

続いて、より実際の見え方に近い扁桃腺をイラストで見てみましょう。

16695575 - tonsils in open mouth and sagittal view

16695575 – tonsils in open mouth and sagittal view

上図では咽頭扁桃、口蓋扁桃、舌扁桃の位置を示しています。

 

扁桃腺は免疫器官ですので、病原菌が扁桃腺に付着すると撃退するために炎症を起こします。

この状態が扁桃腺炎です。

扁桃腺炎が起こると、喉が痛くなったり、イガイガする感じがします。

そのような時に、上図で示した扁桃腺の位置をチェックすると腫れているはずです。

喉に違和感がある時にはチェックしてみましょう。

 

扁桃腺の働きとは?

扁桃腺は冒頭でもお伝えした通り、免疫の役割を担っています。

リンパ組織のひとつで、体に侵入してきた病原菌をやっつけてくれます。

大人になるとその機能はあまり重要でなくなります。

それは全身のリンパ器官が発達してくることや、腸管免疫が発達するからです。

リンパ腺については、こちらの記事をご参照ください。

参照)リンパ腺ってどこにあるの?

 

大人になって扁桃腺があまり活躍しなくなっても、扁桃腺が無くなるようなことはなく、侵入してきた病原菌は扁桃腺に付着します。

病原菌が付着することで、扁桃腺は炎症を起こすのですが、それが頻回になるようであれば手術で取り除くこともあります。

 

扁桃腺も腸も免疫を担う

大人では免疫器官の中心は「腸」です。

扁桃腺が体の入り口で病原菌の侵入を防ぐのに対して、腸は体内で栄養物を吸収するときに病原菌の侵入を防ぎます。

活躍する場所が違うということですね。

 

免疫機能は多くの病原菌から体を守ってくれる重要な機能です。

免疫機能を高めるには、しっかりした栄養摂取が大切です。

五大栄養素をご存じでしょうか。

  • 炭水化物
  • 脂質
  • 蛋白質
  • ビタミン
  • ミネラル

これらの栄養素をバランスよく摂る必要があります。

具体的には、「マゴワヤサシイ」の食材を摂取すると良いと言われています。

「マゴワヤサシイ」とは食材の頭文字です。

マ=豆

ゴ=ゴマ

ワ=ワカメ(海藻類)

ヤ=野菜

サ=サカナ

シ=シイタケ(キノコ類)

イ=イモ類

これらの食材を1日の中で摂取すると、五大栄養素を摂ることができます。

しっかりとした栄養を摂って、私たちの体を守ってくれる免疫機能が働きやすいようにしましょう。

 

まとめ

扁桃腺の場所を図でお伝えし、腸との関係性について解説してきました。

扁桃腺が数箇所あることや、その場所がお分かりいただけたと思います。

口を大きく開けると、自分の扁桃腺を鏡で確認することもできます。

喉がなんだかイガイガしたり、痛みがあるという時には扁桃腺が腫れているかもしれません。

扁桃腺炎は状態によっては手術の適応になることもありますので、気になる症状がある方は専門医を受診してみましょう。

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