うんこ臭い!便秘を放置するとうんこくさい体臭になる!?

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冒頭から失礼な話ですが、患者さんの中には体が「うんこ臭い」方が少なからずいます。

問題は、本人がそれに気づいていないことです。

先日、担当した男性のエピソードですが、その方は慢性的な便秘に悩まれており、何とかしたいという一心でおられました。

 

お会いすると、さっそく「うんこ臭さ」が漂ってきました。

問診票に記入していただき、お話をお伺いしている間も、どこからともなくうんこの臭いを漂よわせていました。

便秘がひどくなると、体だけでなく息もうんこ臭くなるのです。

 

失礼な話ですが、その方が帰られたあとは、窓を開け放ちしっかり換気しました。

 

便秘でお悩みの方はたくさんおられますが、このようなことはよくあります。

怖いのは、自分の体臭には案外気付かないということです。

 

そこで今回は、便秘で体臭がうんこ臭くなってしまう原因と、その対策についてお伝えしていきます。

 
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体や息からうんこの臭いがするのはこんなことが原因

まず体や口からうんこの臭いがする方は便やおならもかなり臭っています。

便秘の方の中には便やおならの臭いがきつい方が多いです。

 

健常な方の便やおならはそこまで臭わないのですが、便秘などを原因として悪玉菌が繁殖するとこのように臭いがキツくなってきます。

悪玉菌などの腸内細菌についてはやせる!腸内細菌を増やす食べ物とはにも詳しく書いています。

 

便秘は食べた物が腸の中に長くとどまっている状態です。

人間の身体は36℃から37℃程度の体温を維持していますが、もしも食べ物をそんな温度の中に放置していたらどうなるでしょうか。

すぐに腐って悪臭を放つことが簡単に想像できると思います。

 

もしそれが腸内でおこっていたら、おならやうんこが臭くなるのもうなづけるでしょう。

ですが健康な状態では、腸内細菌のうち善玉菌が優勢なため、腐敗ではなく発酵が進みます。

発酵されたうんちも多少は臭いますが、顔を背けたくなるような強烈な臭さはありません。

 

しかし不健康な腸ではそうはいきません。

不健康な腸では善玉菌に変わり悪玉菌が優勢になっているため、腐敗が進みます。

悪玉菌はアンモニアやインドール、スカトールなどの有害物質を発生させ、これらが腸から吸収されて全身に回っていきます。

それが汗となって体表の毛穴を通じて出てくれば体臭となりますし、肺や唾液に回れば口臭として息のうんこ臭さになります

 

便秘では腸内環境は悪くなりやすいので、当然、悪玉菌が優勢になっています。

ですから便秘の方は体臭や口臭などがうんこの臭いになりやすいのです。

 
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脱うんこの体臭。腸もみで対策!

体からうんこの臭いがしたり便やおならが臭うというのは嫌なものですが、考え方を変えればそれは体からの1つのサインとして受け取ることもできます。

 

つまり体が臭いを通じて「腸内環境が良くないですよ」と伝えてくれているということです。

 

体の声をしっかり聴いて腸内環境をよくしていきましょう。

 

腸内環境を良くしていくためにはまずは水分の十分な摂取が必要です。

人間の身体は60%が水でできており、体内の水分量が少なくなると、本来うんちとともに排泄するような水分も再吸収してしまいます。

するとうんちはカチカチになってしまい、便秘ひいては腸内環境の悪化につながります。

腸だけではないですが身体を良くしようと思うと十分な水が必要なのです。

水のとり方については便秘を改善する水分摂取。こんな方法があります。を参考にして下さい。

 

さらに便秘、腸内環境改善にはどんなものを食べるということも大切です。

納豆、みそ、しょうゆ、ぬか漬けなど日本に伝統的に伝わる発酵食品には乳酸菌が多く含まれており、腸内環境の正常化によい働きをもたらします。

また善玉菌のエサとなる食物繊維の摂取も欠かせません。

 

まずは食べ物、飲み物から変えていき体臭改善、腸内環境改善を目指しましょう。

 

今日は食べ物、飲み物以外にできることとして「腸もみ」についてもお伝えしておきます。

「もむことで腸が良くなるんですか?」と聞かれることがありますが、答えはYESです。

 

腸は中が空洞の筋肉の塊のようなものです。手足の筋肉と違って意識的には動かせませんが、平滑筋とよばれる筋肉の一種です。

 

ご存知の通り手足の筋肉はマッサージで血流改善や疲労回復効果がますが、腸にも同じことが言えます。

腸のマッサージが「腸もみ」なのです。

 

腸もみの実際

腸もみの具体的なやり方の前に腸の位置を確認しておきましょう。

 

腸の全体像がはこちらです。

うんこ臭い 便秘 体臭 腸

場所がイメージしやすいように胃も一緒にのせてます。

 

では具体的な腸もみのやり方についてご説明していきます。

腸は小腸と大腸がありますのでそれぞれ分けて行っていきます。

 

小腸もみ

では小腸から腸もみをしていきましょう。

小腸はこの位置です。


うんこ臭い 便秘 小腸

この小腸の位置はおへその少し上を中心に広がっています。

まずは両手を重ねておへその少し上あたりに置きます。そして円を描くようにお腹を気持ちよくマッサージしてあげて下さい。

手をお腹にしっかり密着させ浮かさずに行うとうまく腸もみができます。

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痛みが出るほど強くしないでください。あくまでも気持ちよくマッサージする意識で行って下さい。

 

大腸の腸もみ

続いて大腸の腸もみです。

まずは大腸の位置を確認しておきましょう。

うんこ臭い 便秘 大腸

小腸をぐるっと取り囲むようにあります。

大腸の始まりは右の腰骨の少し内側ですので、まずはここから腸もみをスタートします。

下図で言うと①のところです。

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①→②→③→④→⑤の順に小さな円を描くように押さえていきます。

小腸のときと同じように痛みなく気持ちいいと感じる強さで行って下さい。

特に⑤の部位は重点的に行います。

ここはS状結腸と呼ばれる部位で、便秘の方はここに便が多く溜まって硬くなっています。

トイレでもこのあたりの腸もみを行うと、スムーズに便が出やすいです。

体表から言うと、左側のベルトをひっかける腰骨の少し内側に位置します。

 

腸もみはお風呂上りになど体が温もっているときにやってあげましょう。

腸もみをしていると痛い場所があるかもしれません。

そこは特に硬くなってる場所ですのでしっかり腸もみをしてあげて下さい。

 

ただし痛みを我慢しながらやるのは逆効果になってしまいますので、あくまでも気持ちよいと感じられるくらいの刺激で行ってください。

痛みが強い方は「さする」だけでも結構です。それだけでも効果はありますよ。

腸もみをしているとお腹が柔らかくなった感じがしたり、身体が芯からポカポカしてくる感じが出てくると思います。

 

その感覚がでてくればその時の腸もみを終了して下さい。

小腸も大腸もどのくらい腸もみしたらよいという明確な基準はありません。

ですので気付いたときにやっていただきたいですが、最低でも1日に1回は継続してみて下さい。

 

まとめ

うんこ臭い!便秘を放置するとうんこくさい体臭になる!?と題してお伝えしてきました。

びっくりするようなテーマですが実際にあることです。

体や息からうんこの臭いがするというのは、自分自身にもそして周りの人にもツラいものがあります。

その対策としては、まずは便秘を改善しることが大切です。

そのために今回ご紹介した腸もみも効果的ですし、あとは何と言っても食生活や生活習慣を整えることが欠かせません。

便秘改善に近道はありません。

体臭というのは自分ではなかなか気づきにくいので、便秘の方は今日の内容をしっかり実践して便秘改善、体臭改善を目指して下さい。

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