便秘の症状で気をつけるべきこととは?重大な疾患を見逃さない。

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便秘の原因はさまざまです。

生活習慣が原因となっていることもあれば、命に関わるような重大な病気が原因となっていることもあります。

ところが、便秘はよくある症状なので、その影にある重大な病気は見逃されがちです。

 

専門の病院で医師が診察するときには、系統立てて便秘の原因を探っていきます。

そして、必要に応じ検査を行い、重大な病気が潜んでいないか確認をしていきます。

ですから、気になる症状がある場合は、まずは専門病院に行くのが大切です。

 

ただし、病院にかかる時には、患者側でも注意すべきことがあります

それは、診断の助けになる重要な情報を、しっかり医師に伝えることです。

「医者なんだからわかるだろう」とタカをくくってはいけません。

良い診療には、患者と医師、双方の協力が欠かせないのです。

 

そこで今回は、便秘のに伴う重大な病気の兆候にどのようなものがあるのか、ということを解説していきます。

危険な兆候を知っておくことで、病院にかかるきっかけになるでしょうし、病院で医師に伝えておいたほうが良いことも理解できるようになります。

 
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便秘の種類はたくさんある

便秘と一口に言っても、その種類は多くあります。

まず、急性便秘慢性便秘にわけられます。

急性便秘は、腸閉塞などによって急に便秘が引き起こされる便秘のことを言います。

また、旅行に行って生活リズムが変わった時に、引き起こされる便秘も急性便秘に含まれます。

つまり、急に引き起こさる便秘をまとめて、急性便秘と呼びます。

 

一方、慢性便秘は名前の通り、慢性的に続いている便秘のことを言います。

慢性便秘を大きくわけると、器質性便秘【きしつせいべんぴ】機能性便秘【きのうせいべんぴ】の2種類にわけられます。

 

器質性便秘は、胃、小腸、大腸、肛門などの病気が原因となって発症する便秘のことです。

便秘の随伴症状 気をつけること

機能性便秘は、さらに症候性便秘【しょうこうせいべんぴ】習慣性便秘【しゅうかんせいべんぴ】に分けられます。

 

症候性便秘とは、神経の病気やホルモンの病気、薬によって引き起こされる便秘のことで、それ以外で明確な原因のないものを習慣性便秘と呼びます。

 

習慣性便秘は、大腸の動きが低下する弛緩性便秘【しかんせいべんぴ、大腸の動きが活発になりすぎるけいれん性便秘、直腸での排便反射がスムーズに行いにくくなる直腸性便秘【ちょくちょうせいべんぴ】に分けられます。

 

少々複雑になってきたので、図で確認しておきましょう。

便秘の症状 種類 分類

これだけたくさんあると、頭が痛くなりそうですね。

専門の医師が慢性便秘の原因を考えるとき、この分類を頭に置いて、どれに該当するかを考えています。

 

ですが、一般の方はそこまで考える必要はありません。

まずは、重大な病気が隠れている可能性がある症状にどのようなものがあるのか、確認していきましょう。

 
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便秘にともなう症状で危険なものとは?

上の表でまず押さえておきたいのは、器質性便秘を疑う症状がないかということです。

器質性便秘を引き起こす代表的な病気には、大腸がん、腸重積、腸捻転、癒着性イレウス、大腸憩室炎などがあります。

これらの病気があると、便秘とともに、

  • 腹痛
  • 下血(便に血液が混じること
  • 嘔吐
  • はき気

などが出現することがあります。

このうちのどれか一つの症状があっても、重大な病気が隠れていることが疑われます。

便秘とともにこのような症状があるときには、専門医を受診し、医師にしっかりその症状を伝えましょう。

また、たとえこれらの症状がなかったとしても、何らかの病気が潜んでいるということは考えられます。

急に便秘になったり、便秘が長く続く場合は、病院にかかるようにしましょう。

 

その他にも、薬が原因となって便秘になっている場合もあります。

パーキンソン病の治療薬うつ病の薬などで、便秘症状が引き起こされることが知られています。

これら以外にも、副作用として便秘を引き起こす薬は多くあります。

病院にかかるときには、どんな薬を飲んでいるかわかるように、お薬手帳などを持っていくようにしましょう。

 

便秘で病院にかかるとき 患者が注意すべきこと

ここまでお伝えしてきたように、便秘の原因には重大な病気が隠れていることもあります。

ですから、病院にかかるときには、今ある症状をきちんと医師に伝えておくことが大切です。

 

繰り返しになりますが、「医者なんだからわかっているだろう」と思ってはいけません。

医師が診断をくだす上で、患者の訴える症状は重要な手掛かりになります。

しっかりと医師に伝えておきましょう。

 

ところで、便秘のときに何科にかかったら良いか悩む方が多いようです。

最近は便秘を訴える人が多くなってきたこともあり、便秘外来という名前を出している病院も多いです。

便秘外来があれば、当然そこにかかるのが一番です。

 

しかし、全国的に見ると便秘外来はまだまだめずらしく、近くに便秘外来がないという方も多いと思います。

ではそのような方は、何科にかかると良いのでしょうか。

 

そのように悩まれる方は、まずは内科にかかると良いでしょう。

内科なら地域にも多い診療科ですし、便秘の治療で大切な生活習慣の改善方法や、薬での治療についても内科医は詳しいです。

ですから、まずは内科が適しています。

それ以外の診療科では、消化器内科、胃腸科なども適していますので、これらの診療科をかかげている病院に行ってみましょう。

 

まとめ

便秘に伴う症状で気をつけるべきことや、病院にかかるときに注意すべきことについて解説してきました。

便秘の症状は一般的で、よくある症状なので軽く見られがちです。

とりあえず市販の薬でも飲んでおこう、と安易に考えられていた方も多いのではないでしょうか。

ですが、お伝えしてきた通り、その影に重大な病気が潜んでいることがあります。

便秘とともに変わった症状がないか注意しておきましょう。

また、お伝えしてきた危険な症状がたとえなかったとしても、重大な病気が潜んでいることはあります。

急に便秘になった、あるいは便秘が長く続いてるという方は、一度病院にかかっておきましょう。

そもそも便秘というのは、老廃物が出せないという異常な状態です。

重大な病気がなかったとしても、生活習慣を見直すなどして、便秘改善に努めましょう。

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