便秘解消のためのお風呂の作法 3つのポイントお教えします!

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お風呂の時間は1日の中でも、オンとオフを切り替えてリラックスできる時間という方も多いのではないでしょうか。

そんなお風呂の時間も、ポイントを押さえて入るとよりリラックス効果が高まり、さらに便秘解消にも効果が出ます。

 

今回はリラックス効果、便秘解消の効果を高めるお風呂の入り方を3つのポイントに絞ってお伝えしていきます。

 

先日、当院にご来院された患者さんからこんなご質問を受けました。

「便秘を改善するためにリラックスできる時間を作って副交感神経を活発に働かせることが大切なことは分かりました。でも私はリラックスするというのがどうも苦手で、ついせかせか動いてしまいがちなんです。どうすればいいですか?」

このような趣旨のご質問でした。

こちらから「お風呂はお好きですか?」とお伺いすると、「はい、好きです」とのお返事であったので、お風呂の時間を有効に使ってリラックスできる方法をその方にはご提案しました。

 

なぜお風呂なのかというと、お風呂の入り方を工夫することで便秘に悪影響を及ぼすことが多い交感神経の過剰な働きを抑え、腸の働きを活発にする副交感神経の働きを促すことができるからです。

ついせかせか動いてしまいがち」な方はリラックスできる時間が少なくなって交感神経が優位になっているのです。

 

今回お伝えするのはその時にアドバイスさせていただいた内容です。

 
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お風呂の3つの疲労回復効果 リラックスは便秘の特効薬!

疲れをとるにはリラックスすることが欠かせません。

そしてリラックスすることが副交感神経の働きを促し、便秘解消にも良い影響を与えます。

 

まずはお風呂に入ることで疲れがとれる理由をお伝えしていきます。

 

疲れがとれる1つ目の理由は温熱効果です。

お風呂に入ると体が温もり、体の表面の方にある毛細血管から血管が拡張していきます。

血管が拡張することで血液の循環が良くなります。

すると細胞の老廃物質も血液によって流されていくので疲れがとれやすくなります

 

疲れがとれる2つ目理由は水圧効果です。

お風呂に入ると体全体に水圧が加わります。

これだけでも筋肉をマッサージしているのと同じような効果が得られます。

それに加えて水圧は特に深いところほど強くなりますので、日中の仕事で足に溜まった血液やリンパ液を上に押し上げる効果が生まれ、血液の循環がより改善します。

 

疲れがとれる3つ目の理由は浮力効果です。

お風呂の中では浮力、つまり体が浮く力が働きます。

これにより地球の重力のもとで体を支えていた足腰の筋肉はその働きをする必要がなくなりますので、筋肉が緩みリラックスし疲れをとることができます。

 

お風呂に入ると疲れがとれ、リラックス効果が得られることがお分かりいただけましたでしょうか。

ヒトはリラックスすると交感神経と副交感神経という2つある自律神経のうち副交感神経がより働きやすくなります。

この副交感神経は胃腸を活発に働かせる神経ですので、この神経が適度に働くことで便秘解消にもつながります。

では、お風呂と便秘改善の関係をお分かりいただけたところで、実際にどのようなお風呂の入り方が理想的なのかその作法について3つのポイントに絞ってお伝えしていきます。

 
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お風呂の作法 その1 お湯はぬるめで副交感神経を優位にしよう

お風呂で浴槽につかるときは温度の設定に注意してください。

寒い時期にはアツーいお風呂につかりたい気持ちはよく分かりますが、それは「便秘」や「疲れ」解消には逆効果になります。

なぜかというと自律神経のバランスが崩れてしまうからです。

 

昼間仕事や家事をして身体を活発に動かしていると交感神経が優位になり体を活動モードにしてくれています。

そして夕方から夜にかけては副交感神経が優位になり体を休めるリラックスモードにしてくれます。

 

お風呂に入る時間帯はリラックスモードである副交感神経がよく働いている夕方から夜にかけてが多いと思います。

この時間帯にアツーいお風呂に入ると、体が刺激されて交感神経の働きを強めることになってしまいます。

本来、夕方から夜に活発に働くべきでない交感神経が働くと体から疲れは抜けにくくなります。

ではどのようにすればよいのでしょうか?

 

答えは、交感神経を鎮めて副交感神経の働きを促すために38~40℃のぬるめのお湯につかることです。

ぬるめのお湯にゆっくりつかることで体の芯まで温めることができます。

例として、ハンバーグを焼く時をイメージして下さい。

強火で一気に焼こうとすると表面だけ焦げて中は「生」のままになってしまいます。

中火から弱火でじっくり焼くと中までしっかり火が通ります

入浴の時も同じことが言えます

ぬるめのお湯にゆっくりつかることで体の芯までぬくもり、体全体の血流が改善しリラックスモードである副交感神経がよく働くようになります。

こうすることで心身ともにリラックスでき便秘の腸も働きやすい環境が整います。

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注意点として特に冬場は浴室を温めておくことが必要です。

寒い浴室から急に温かい浴槽につかると身体には負担となります。

浴室を温めるのは浴室専用の暖房機を置くか、それが難しければ浴槽にお湯をためるときにシャワーを使うと浴室の温度も上昇させることができます。

ひと手間加えるか、面倒くさがるかで効果が全く違ってきてしまいますので注意してください。

 

お風呂の作法 その2 全身浴、半身浴、部分浴を使い分ける

お風呂の入り方は全身浴半身浴の2種類があります。

全身浴とは肩までお湯につかる入浴法で、半身浴とはみぞおち辺りまでお湯につかる入浴法です。

 

リラックス効果を高めるためには半身浴が良いというイメージがあると思いますが、半身浴で血流を改善し身体を温めるには20~30分程度の時間がかかってしまいます。

忙しい日常生活の中では20~30分の入浴時間が確保できるときばかりではないと思います。

そのようなときは全身浴にしてみてください。

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38~40℃のぬるめのお湯に全身浴でつかれば10分程度でポカポカし血流も改善していきます。

それに全身浴をすれば温熱、水圧、浮力の3つのお風呂の疲労回復効果を十分に得ることができます。

つまり全身浴は時間がないときにもできて疲労回復効果も得られやすいということです。

 

ただし副交感神経の働きを促すということでいえば、やはり半身浴の方が有効ですのでその点は知っておいて下さい。

 

もう1つ部分浴というものもありますがこれはお風呂に入るわけではないので、正確には入浴法ではありません。

どのようなものかというと、お湯をはったタライに手や足だけをつけて温めるものです。

温めるのは体の一部ですが、これが意外と効果的で全身がぽかぽか温もります。

テレビを見たりしながら片手間にできるのでこのような方法も「奥の手」としてはアリです。

部分浴の注意点としてはお湯を少し熱めの42~43℃程度にしておくことです。体の一部を温めるだけなので、このくらいの温度でも交感神経が刺激される心配はありません。

むしろこのくらい熱くないと全身の血流まで改善させることができません。

 

お風呂の作法 その3 入浴剤を効果的に利用する

日本人は秋から冬場にかけて2人に1人が使っているというデータもあるほどポピュラーになったのが入浴剤です。

入浴剤にはさまざまな種類がありますが、温熱、水圧、浮力の3大効果のうち、いずれの入浴剤も温熱効果を高めるのに役立ちます。

種類によっては炭酸ガスの作用で毛細血管の血管拡張作用を促すものや、様々な香り付きでリラックス効果を高めてくれるものなどあります。

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目移りしてしまいますが効果を比べてみて自分に合うものを探してみてください。

 

まとめ

「便秘解消のためのお風呂の作法 3つのポイントお教えします!」と題してお伝えしてきました。

お風呂に入ることで温熱、水圧、浮力の効果があることや、副交感神経の働きを促すことで便秘改善の効果があることをお分かりいただけたと思います。

そしてそのお風呂の効果を高めるには温度に注意して、忙しさを考えて全身浴、半身浴、部分浴を使い分けること、そして入浴剤の使用が大切です。

お風呂は毎日入るものですので効果的に気持ちよく、そして便秘解消にもつながるように今日の記事を参考にして実践してみてください。

 

 

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